大学院さらなる知識の向上を目指す

人材養成目的

機械に関する先進的な知識と、語学能力やデザイン能力などを駆使し、最先端 の技術を集約したモノ作りの企画、設計、生産、さらに他分野の技術と融合した 広範囲の視点からの工学システムの開発、応用ができる高い専門性、問題設定・ 解決能力、指導力を持つ産業界の中核的技術者や研究者を育成します。

教育目標

機械工学についての専門知識や技術の修得に加え、以下の項目が実現できる技術者・研究者となるように教育を行います。

1 学部等で養成した専門基礎学力およびコミュニケーション能力などの技術者としての基礎的素養をさらに自分で継続・発展させる。
2 最先端の研究および高度な学問に基づいて創造性を発揮する。
3 国際的な視野を持ち、高い倫理観を持って地域社会や国際社会の発展に貢献できる。

過去の修士論文の研究テーマ

  • 鋼板の高ヤング率化のための集合組織制御
  • 伴水噴流水中キャビテーションピーニングを施した鋼歯車の疲労強度
  • 大面積電子ビーム照射による超硬合金の表面平滑化と表面改質
  • 微小血管内での赤血球集合現象に関する数値解析
  • 直噴ガソリンエンジン用インジェクタのノズル内に発生するキャビテーションのCFD解析

大学院 高度創成デザイン

技術者が企業でキャリアアップするための不可欠な能力である「プレゼン折衝能力」「研究開発能力」「技術報告書作成能力」を学習・訓練します。「プレゼン折衝能力」では、情報を的確に伝えるプレゼンテーション能力と聞き手を納得させる折衝能力を重点的に訓練します。「研究開発能力」では、技術者に要求される創造力を具体的に訓練する手法を学習させ、アイデア創出訓練を実施します。

大学院 産業技術実践

技術者倫理の考え方や,安全,環境・資源問題やリスクの評価の観点から技術者倫理を考えるための実例を紹介する.また,企業の研究者や技術者により,機械システム工学の分野における最新の技術動向と企業人としての心構えについて講義する。

大学院 上級技術英語

グローバル化した現社会では、知的な英語を用いて学術論文・技術報告書を執筆できる能力,さらに海外での国際会議と技術折衝を的確な英語でプレゼン・ディベートできる能力が技術者に要求される。本授業の英語論文執筆を中心に,まず英語論文の書き方に関する基本ルールから論文の各セクションの英作文と徹底添削と説明を通して、論文執筆のポイントの学習を行う。