機械工学科FD記録〔教育改善〕のお願い

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔 物理実験  〕,教員名〔 竹元嘉利  〕,記入年月日〔2003.5.12   〕

 

1.学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

(a) 実験中は教員にいてほしい.

(b)       2単位にしてほしい.

(c)        教官が1度実演するなど実験方法の説明を分かりやすくしてほしい.

(d)       実験を実施するのをみんな同じ週にしてほしい.後のグループは前のグループのレポートを参考にできるため不公平が生じる.

(e)        時間を厳守する.(多分,終了時刻?)

(f)         レポートが難しすぎた.

(g)       質問の解答があれば良いと思う.

(h)       このままで良いと思う.

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

     実施済みの内容

平成11年度より現在の実施体制に移行しており,実験の前の週に説明会を設けて,実験の背景,理論,方法について説明を行っている.これに伴って,学生の実験に対する理解が深まり教育改善されていると感じている.また,平成14年度ではこれまで学生がよく間違える数値や書式,単位の扱いなどについて,初回に全体説明会を行っており,一定の成果を上げていると思われる.アンケートの結果では概ね良好な回答を得ているが,設問7で多少低めの評価を感ずる.物理実験が1年後期にあることも考慮して詳しい説明会など行っているものの,もう少しかみ砕いた説明が求められているのかもしれない.また,(d)について,例えばうり二つのレポートが提出された場合,両者に厳重注意を行うなどして不公平が生じないようにしている.

     実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

平成15年度は,非常勤講師が1名削減され,常勤4名,非常勤1名,T.A.1名で実施する予定である.特に時間のかかる実験に対しては,学生が陥りやすい箇所に焦点を当てて説明を行う予定である.

3.各教員からのご意見等

 アンケートの指摘事項については全てを解消できるわけではないが,特に(a)(c)ではできる限り,対応するように努めている.カリキュラム,時間,教員数,実施効率,実施場所等の多くの制約の中で

最も教育効果の上がるよう,毎年多少の改善を行い最善を尽くしている.