機械工学科FD記録〔教育改善〕

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔力学T       〕,教員名〔鷲尾誠一     〕,記入年月日〔2003.5.15

 

1.学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

<自由記述>

 ・黒板をもう少しわかりやすくしてほしい → 1)

 ・演習問題をもう少し中程度の難しさの問題を増やす 2)

 ・黒板をきれいに書く → 1)

 ・テストに計算過程も書かせる → 5)

 ・新しい教科書を使う → 4)

 ・出欠席をもっと早くにとるべき

 ・授業の出席点がほしい

 ・テストが難しい → 3)

 ・テストの出し方が、1問できなかったら他の問題も出来ないような問題はやめてほしい

 ・別にこのままでいい

<アンケート結果(全学対応項目の平均値)>

設問1:3.9 設問2:4.0 設問3:3.9 設問4:3.9 設問5:3.3

設問6:4.0 設問7:4.0

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

     実施済みの内容

<自由記述に対する回答>

1)十分実施できているとは言えませんが、読みやすい板書を課題としています。字をきれいに書くのは容易でありませんが、大きくわかりやすい字を書くよう努めています。

 

     実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

<自由記述に対する回答>

2)演習の中身は、15年度は少し苦労したら解けるような問題を増やしたいと考えています。ただ、歯ごたえのある難しい問題に取り組むことも必要と考えるので、かなり難しいと思われる問題も残しておきたいと思います。

3)テストの難易度は客観的な難易度と学生諸君が感じる難易度に違いがあると思いますが、科目の達成度に依存するので、簡単にやさしくするわけには行きません。ただ総合評価の平均点が最低70点程度はあるべきと考えており、それに届くような難易度の範囲におさめたいと考えています。

4)教科書は演習問題用と参考書として使うことを前提としており、価格も考えて今の教科書を使っています。一時教科書を無くしましたが、あった方がいいという要望で復活しました。教科書変更の要望が多ければ、その様な対応も考えたいと思います。

5)今、試験は答えだけを記入して貰っていますが、その理由は、複雑な計算は必要ないようにしていること、計算間違いも能力のうちとしていることが大きな理由です。その他クォータで3回試験をしているので、採点結果を早く通知するためにはこの方式がよいこともあります。今後計算過程も見なければ達成度評価が難しいと判断することになれば、見直すこともあり得ますが、今の所はこの形で続けたいと思っています。

<アンケート結果に対する対応>

1)設問5の平均3.3という結果は、教える側としてもう少し伸びて欲しいと思います。「目標を十分」から「まあまあ達成」まで合わせると83%ですが、「ついて行けなかった」が15%あります。「まあまあ達成」の大きな割合(46%)も考えると、もう一段目標達成率を上げる必要があると思います。そのためには授業、演習をどうすればいいか、引き続き考えていきたいと思います。

 

3.各教員からのご意見等