機械工学科FD記録〔教育改善〕平成15年度前期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔材料力学I〕,教員名〔鳥居太始之〕,記入年月日〔2004.3.1

 

1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

  黒板の文字を丁寧に遠くからでも見えるように書いて欲しいが多かった。講義のスピ−ドが速い。演習の問題数が多いし解答を理解するのが大変。(TA)においても計算ミスがあった。テスト時間(90分)を短縮しないように説明を短くする。クオ−タ制では無理などの指摘事項があった。

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

    実施済みの内容

   平成16年度からは,セメスタ−制で行います。時間をかけますので概念の理解は入りやすくなると思います。

 

・実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

  大きな部屋ですので,できるだけ遠くからでも見えるように注意します。試験時間は長くとれるようにし,TA授業法を工夫します。講義中はよく考えるように頭脳をはたらかせて下さい。そのことは予習をすれば効果がありますし,講義のあとで教科書を基づいて復習すればさらの次の講義内容の準備ができます。このように予習・授業・復習がシリ−ズになっております。黒板で書く図は,説明のためで教科書の図を手短に描いていますので,黒板だけでなく教科書の図を併用するとよいと思います。いずれにせよ,諸君の学習の成果を期待して,諸君のためになる授業を心がけます。

 

. 各教員からのご意見等

 試験等はできるだけ標準に近い問題にしています。暗記ではなく概念を理解することが大切です。そのためには時間をかけて繰り返して問題を解かねばなりません。諦めるとそれ以後のことは,理解できなくなりますので本を何度も見る習慣をつけてください。学習法を自分で身につけることが大切で,一度習慣になれば後は問題ありません。早く自分の学習ペ−スをつかんで下さい。

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 機械工学科の講義の平均係数(評価点)3.6に対して,本講義の評価点は3.9です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には高く評価されていることがわかります。これからも,継続的なFDを維持してください。