機械工学科FD記録〔教育改善〕平成15年度前期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔信頼性設計学A〕,教員名〔藤井正浩〕,記入年月日〔2004.2.6

 

1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

 指摘事項:試験の際に問題を解く時間が足りなかった

 アンケート結果について:学部4年の受講学生が少ないため統計的な意味はないが,主なところでは,「本講義の内容は初めて習ったことばかりである」「講義に対して予習復習が1時間以下である」があげられます.

試験問題が難しいまたは回答時間が足りないということについては,4年で受講する選択科目であるため受講者のモチベーションが低いので致し方ないとはいえ,学習されることを期待します.また,講義内容が初めてのことばかりであったということについては,本講義の基礎となるところは確率統計であり,決して初めて目にする内容ではないはずです.ただし,来年度以降下記の通り講義の進め方に注意を払うこととします.

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

    実施済みの内容

 なし

    実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

 講義は黒板を使用せずスクリーンに投影して説明をしているが,学生の集中力の問題もあり講義のペースについてついてきていないと考えられます.したがって,スライドの切替の間隔などに配慮し講義を進めます.また,本講義ではとくに難しい確率統計理論は用いていないが,確率統計の基礎が不十分と判断されるので,この点にも配慮する予定です.

 

. 各教員からのご意見等

 月曜1限に開講している準備科目であることが原因と考えられるが,学部4年生の受講者が少ないのは事実です.なお,本科目はH15年度入学生から学部の科目から除かれ,大学院の科目となっています.

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 機械工学科の講義の平均係数(評価点)3.6に対して,本講義の評価点は3.8です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。