機械工学科FD記録〔教育改善〕平成15年度後期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔 物理実験 〕,教員名〔 岡本康寛 〕,記入年月日〔2004.6.4

 

1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

  ・学生からの指摘事項

(a)    やる内容(理論)が難しい

(b)    レポートの最終期限をもう少し延長したほうがいいと思う

(c)    金曜日にする

・アンケート結果について

 平均点が4とおおむね良好な回答が得られていると思う.

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

    実施済みの内容

平成11年度より現在の実施体制に移行しており,実験の前の週に説明会を設けて,実験の背景,理論,方法について説明を行っている.これに伴って,学生の実験に対する理解が深まり教育改善されていると感じている.また平成14年度から,間違え易い数値や書式,単位の扱いなどについて,初回に全体説明会を行っている.さらに平成15年度では,特に時間のかかる実験に対しては,学生が陥りやすい箇所に焦点を当てて説明を行っており,アンケートの結果でも概ね良好な回答を得ている.

 

    実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

平成16年度では,アンケートの指摘事項である(a)に対応できるよう,実験前週の説明会および実験中における説明のさらなる改善を行う.また,設問(5)での目標に対する達成度が3.6と若干低いことから,この点に対応できるようこレポートやディスカッションを通して各人の達成度が向上できるよう対応する予定である.

 

3.各教員からのご意見等

 アンケートの指摘事項については全てを解消できるわけではないが,できる限り対応するように努めている.多くの物理的制約があるが,その中で最も教育効果の上がるよう順次改善を行い,最善を尽くしている.

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 機械工学科の実験・実習の平均係数(評価点)4.0に対して,本実験・実習の評価点は4.0です。したがって,実験・実習内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。