機械工学科FD記録〔教育改善〕平成15年度後期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔機械工学英語〕,教員名〔榊原 精〕,記入年月日〔2004.6.25

 

1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

総合的にはまずまずと考えている.

3人でローテーションしているため,それぞれの教員の特色が発揮され良い面と,統一性に欠ける面とがあるが,ネイティブに触れる機会を平等にしたいので,当面現在のやり方を続けたい.

宿題レポートの解答がほしいという要望についてはそのように改善する.添削したレポートを学生に返却する方が望ましいが,その後回収できない場合があり,JABEE資料として不備になるのでH15年度は返却しなかった.改善の余地はある.

試験の辞書持ち込みについては,当面考えていない.

会話を重視してほしいという意見はよく分かるが,読み書きとのバランスもあるので,機械工学英語の中では,今以上には難しい.

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

    実施済みの内容

宿題を増やし,自習を促す.

 

    実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

平成18年度からは3年生の前期・後期に機械工学英語T,Uを配置し,教養英語からの連続的な英語学習のカリキュラムが実施されるので,それに向けて授業内容の再検討を行う予定である.英語教育を担当する専任教員を増強し,ネイティブ非常勤講師との共同により,学生の自主的な英語学習意欲を引き出すように努力したい.

 

. 各教員からのご意見等

一般の英語とは別に機械工学英語というものがあるわけではないので,英語の運用能力全般を向上させることが必要だと考えている.TOEICについても同様である.英語の運用能力を向上させるためには,学生個人個人の継続的な自己学習以外に早道はないので,われわれの役割は継続的な自己学習の手助けをする以外にはない.機械工学科の学生が共通に関心をもてる機械工学分野の題材を通して,学習意欲を持ち続けられるようにしたい.幸か不幸か1年生後期の英語(工学部)も学科が責任を持つことになったので,それも含めて内容を検討したい.

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 機械工学科の講義の平均係数(評価点)3.6に対して,本講義の評価点は3.6です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。