機械工学科FD記録〔教育改善〕平成15年度後期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔内燃機関  〕,教員名〔 冨田 栄二 〕,記入年月日〔2004.6.20 〕

 

1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

アンケート結果の平均点は3.7であった.3年生後期の選択科目であるが,最終的な受講者が80名を超えており,多くの学生が本科目に興味を示してくれたと考えています.いずれの項目についても,非常によかった,よかった,普通である,が多かったので,まずまずであったと思います.学生からの意見としては,

(1)    範囲が広すぎて何が大切か分からない.何を教えたかったかが分からない.

(2)    もう少し黒板で各授業のポイントなどを書いて欲しい.

(3)    もっとメリハリのある授業をしてほしい.

(4)    もう少し分かりやすい内容,説明をしてほしい.

(5)    教科書の説明が不十分すぎる.

(6)    もう少し最新の情報を知る機会として受講できれば...

でした.(それぞれ,1名ずつ)

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

    実施済みの内容

    上記(5), (6)について.

教科書には最新の情報は記載されていません.よって,最新の情報については,随時,講義中に説明しています.また,もっと詳細に知ろうとすると教科書の内容だけでは不十分ですので,ある程度は講義中に補足説明をしています.しかし,それ以上のことを知りたいと思うのであれば,積極的にオフィスアワー等の時間に部屋まで来てください.

    実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

   ・上記(1)から(3)について. 

このような各論の講義では,ある面,細かいところまですべて重要ともいえると思います.それぞれの部分について詳細に説明しすぎたために,試験対策が立てにくいという印象があったかもしれません.過去の問題については公開したいと考えています.

   ・上記アンケート結果にはないが,次回からはアニメーションや動画等をさらに多く使ってエンジンの機構や燃焼について解説したい. 

. 各教員からのご意見等

・上記(4)について.

 どの部分がわかりにくかったのか,具体的に述べてください.また,講義中でも講義後でも,すぐに質問してください.そうすれば今後の参考になると思います.

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 機械工学科の講義の平均係数(評価点)3.6に対して,本講義の評価点は3.7です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。