機械工学科FD記録〔教育改善〕平成16年度前期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔材料力学I,材料力学演習〕,教員名〔鳥居太始之〕,記入年月日〔2005.1.21

 

1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

  学生からの評価において,授業に対する熱意および重要性については高く,板書の利用および聞き取りやすいという点では少し低い評価であった。

本授業は必修科目のため学生数が多く大講義室であるので,板書および声の大きさなどを考慮して,説明には日頃から注意しているが,引き続き工夫していく。

一方,自由記述においては,難しいと感じる学生もいたが,かなりの学生が積極的に取り組んでおり,授業形態そのものには問題はないと感じている。

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

    実施済みの内容

    大講義室であり多くの学生を効率よく学習させるための工夫を常に心掛けているが,多くの学生の学習達成度が上がるように引き続き工夫を行う。

 

    実施計画の内容(予定の実施時期も含む)

    黒板の使い方については引き続き工夫を重ねる。(平成17年度前期も)

 

. 各教員からのご意見等

  全体としては,学生が学べる環境のもとで講義をできたと感じています。なお,自分から学習をしないで難しいあるいは理解できないと思う学生がいたとしたら心改める必要があります。材料力学は特に体系的な学問です。一つわからないことがあると次の授業が理解できないことにもなりますので,継続的・自発的な学習が強く求められます。時間をかけて自分の頭を訓練していくことが大切であり,演習などでノートをつくり多くの問題を解くのもそのためのものです。

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

 

<担当教官へ> 機械工学科の講義の平均係数(評価点)3.7に対して,本講義の評価点は3.6です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。