機械工学科FD記録〔教育改善〕平成17年度前期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔流体力学1〕,教員名〔柳瀬〕,記入年月日〔5月31日〕

 

1.    学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

Q1=3.9

全体評価Q13.9でまずまずであったが、Q4(3.4), Q5(3.4)の板書や話し方がまだ改善されていないと評価された。

また、Q6(3.4)の評価が低い原因ははっきりしている。言い訳となるが、今回が最初の流体力学の講義で、学生の理解度等の把握ができていなかったため、講義の途中で何度も予定の変更を行ったのが大きな理由である。

次に、内容面では「式が多すぎてわかりにくい」、「ベクトル解析の知識を前提としているためわからない」という指摘があった。

さらに、「授業中私語が多く、注意が不足している」という指摘があった。

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

よりきれいな板書、より分かり易い話し方を心がけたい。

来年度は流体力学の講義は2年目となるので、授業全体のスケジュールの改良は十分にできると考えている。ぜひ期待して欲しい。

学生方がこの様に指摘する理由はある程度納得はできるが、大学の流体力学はそもそも数理的な学問であり、かなりの理論式を理解してもらう必要がある。その点を今後学生さんに十分理解してもらうように勤めるつもりである。しかし、ほとんどの学生がベクトル解析を履修していない、あるいは単位をとっていない状態では無理のない指摘で、今年度は、より丁寧にベクトル解析の復習をしながら講義を進めたいと考えている。

さらに、教室の問題があったことを指摘したい。一般教養棟を使ったが、あいにく狭い部屋で黒板も小さく、見にくかったため、「板書が早すぎる」、「書く量が多すぎる」などの指摘があった。これらにつきましては、今年度は教室も大講義室であるので可能な限り修正したい。また、私語も注意したい。

 

. 各教員からのご意見等

 

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)