機械工学科FD記録〔教育改善〕平成18年度前期授業
学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。
授業科目〔情報処理〕912612&912631
教員名〔岡田 晃〕,記入年月日〔2006.5.30〕
1. 学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について
(1)レポートが多すぎる.
(2)進み方が速く,ついていけない.(Q5:2.9,3.2)
2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について
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実施済みの内容
(1)(2)について
機械工学科の技術者としてプログラミング技術における必要最低限の内容を習得するために,本講義のレベル,ペースを低下させるつもりはない.構文や書式など多数習得すべき事項が多く,時間的には少しペースが速くならざるを得ないが,数年前の状況から比較すると内容も最低限の基礎項目に絞ったり,教科書を初心者用の非常に理解しやすいものに代えたりなど十分に習得しやすい状況にあると考える.
現在,学生にはしっかりとした予習してほしいため,毎回予習レポートを課している.しかし,教科書を丸写ししている学生が多く,理解しようとしている学生は少ない気がする.(1)はこの予習レポートについての批判であるが,予習レポートは今後も行っていくつもりである.予習することは義務であり,予習レポートはそれをA4一枚にまとめるだけの簡単な作業であり,予習をせずに授業に臨むことは無意味である.授業のペースを低下させるつもりはないので,学生自身もしっかり予習をしてほしい.
また,学生の中には,前回までに数度説明した構文などを何度も質問してくる学生が少なくなく,授業を集中して聞いているとは思えない.また,教科書やソフトのヘルプ機能を活用するよう指導しているが,自分で考えようとする姿勢に欠けるように思う.来年度は学生自身の本講義受講の心構えを早い段階で十分説明しようと考えている.
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実施計画の内容(予定の実施時期も含む)
本年度より情報処理センターのPC,ソフトを使用しての授業となった.それが決定したのが授業開始の1週間前ほどであったため十分な準備ができず,授業中にトラブル対処に時間を費やすことが何度かあった.今回のアンケートで授業のペースが速いという意見があったが,このことも影響していると考える.来年度はこのようなことはないと思われる.
また,上記(2)については以下の点について改善を行う予定である.
1.説明に使用しているパワーポイントの内容を理解しやすいよう改善する.
2.理解の難しいところは特に学生の理解度に注意を払いながら授業を進める.
3. 各教員からのご意見等
4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)