機械工学科FD記録〔教育改善〕平成18年度後期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔流体力学2〕,教員名〔柳瀬〕,記入年月日〔6月13日〕

 

1.    学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

Q1=3.6

全体評価Q13.6でまあまあである。一方、Q3(3.3)で教科書の選定が良くないと評価され, Q4(3.4)Q5(3.3)の板書や話し方がまだ改善されていないと評価された。

Q3(3.4)の評価が低い原因は、教科書が古風で現代の学生に適していないことが原因であると考えられる.今後より良い教科書を作成する予定である。Q6(3.5)とスケジュールに対しても比較的低い評価が与えられた。

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

新しい教科書を作ることによって学生の指摘に答えたいと考えている。また、よりきれいな板書、より分かり易い話し方を心がけたい。

学生の方々がこの様に指摘する理由はある程度納得はできるが、大学の流体力学はそもそも数理的な学問であり、かなりの理論式を理解してもらう必要がある。その点を今後学生さんに十分理解してもらうように勤めるつもりである。しかし、ほとんどの学生がベクトル解析を履修していない、あるいは単位をとっていない状態では無理のない指摘で、次回は、より丁寧にベクトル解析の復習をしながら講義を進めたいと考えているが、中には初等的な数学を説明する時間がもったいないという指摘もあり、なかなか問題が多い。試験問題については、かなり気を使って作成しているが、今後も講義との連関を考慮した良問を作っていきたい。最後に、学生のレベル差の吸収ができるような方法を考えているがまだ少し時間がかかると思う。

 

. 各教員からのご意見等

 

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 本講義の評価点(Q1)は3.6です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。