機械工学科FD記録〔教育改善〕平成18年度後期授業

学生アンケ−トに基づく教育改善および意見等について下記の項目に記入して下さい。

授業科目〔 数値計算法 〕,教員名〔 皿井孝明 〕,記入年月日〔2007.6.18

 

1.    学生からの指摘事項およびアンケ−ト結果について

質問項目Q1〜Q9までの評点は3.73.9(平均3.8)であり,ある程度満足できる内容であった.詳細にはQ,Q7の評点が3.7と低く,教科書の選定や資料の配布,予習・復習の指導や課題・レポートに対する改善が必要である.講義では,教科書に密着せず要点のみの説明や内容を追加したため,教科書との対応箇所が不明確で予習・復習に対する指導不足になったと判断される.課題・レポートは一部に自由形式を設けたため,具体性に欠けた部分があったと思われる.

 

2.指摘事項およびアンケ−ト結果に対する教育改善について

 教科書と講義内容の対応を明確にするよう改善を試みる.また,毎回の講義内容をある程度,予習・復習できるように資料の配付を含め検討します.また,演習課題のレポートは,記述すべき内容を具体的に指示したいと思います.Q6の評点が3.9と高く,授業全体のスケジュールや時間配分は問題ないと思われるため,継続し余裕のある講義を行います.

 

. 各教員からのご意見等

・講義が1限なので遅刻者が多く見られます.講義の最後で時間がなくなると,どうしても説明不足になるので,定刻に開始して余裕をもって講義したいと思います.

・講義室が大きいので板書などで問題があるかも知れませんが,前の方に着席するなど協力して下さい.

・演習についてはC言語プログラミングに個人差があるので,積極的な質問が必要です.

 

4.教育評価改善委員会としてのコメント(記入不要)

<担当教官へ> 本講義の評価点(Q1)は3.8です。したがって,講義内容,授業の進め方などに関して,学生には,ほぼ平均的な評価がなされていることになります。これからは,一段のFDを心掛けてください。