02応用固体力学研究室 2015年3月卒業 松川 喜孝

業務内容株式会社村田製作所勤務 / 通信モジュールの工法開発

卒業研究室応用固体力学研究室

卒業年度2015年3月卒業

在学中のエピソード

講義は難しい内容を理解して授業についていけるように必死だった記憶があります。6年間の中で特に面白く、楽しく取り組んだ印象があるのは研究室での日々ですね。実際に試験片を作ったり、引張り試験をしたり、プログラミングをしたりと、いろんなことに取り組めて楽しかったです。また、研究室の仲間と飲みに行ったり、旅行に行って遊んだこともいい思い出です。

在学時代に学んで役に立ったこと

研究室での研究活動です。研究テーマに取り組む中で、難しい内容でもまずは自分で理解できるようにイメージし、その上で、計画を立てて実験を実施し、まとめて報告するという一連の流れを訓練することができました。特に、難しい内容をわかりやすく伝えるための資料(スライド)作成やプレゼンの経験は、現在の業務でも生かされていると思います。

入社後に岡山大学の科目で役に立ったもの

現在の私の業務では専門科目の内容を直接的に使うという場面は多くありません。しかし、技術者として、事象の原理原則を理解したうえで議論することが求められます。その際に事象の背景を理解するには、材料力学や熱力学、流体力学など幅広い専門知識が必要です。まだ入社2年目ですが、何度も「知っていて良かった」と思うことがありました。この科目は苦手だからと好き嫌いせず、貪欲に知識を深めるチャンスととらえてみてください。

高校生・岡山大学の学生へのアドバイス

学生の間は自由に使える時間がたっぷりあります。基礎・専門科目の勉強や研究を進めるために時間を使うことはもちろん必要ですが、それ以外にも、部活動やアルバイト、旅行など、たくさんの刺激を受けるために使ってほしいです。社会に出ると広い視野・柔軟な発想が求められるようになります。その時に、学生時代に得た仲間や知識や経験は自分自身の糧になってくれます。


松川 喜孝
株式会社村田製作所勤務