03機械設計学研究室 2015年3月卒業 板野 光司

業務内容トヨタ自動車株式会社勤務 / 自動車のボディ溶接ラインの計画および立上げ

卒業研究室機械設計学研究室

卒業年度2015年3月卒業

在学中のエピソード

経済産業省による1年間の海外研修プログラムに参加し、ベルギーにある自動車部品メーカーでインターンシップを経験しました。研修内容は、ショックアブソーバの摩擦特性に関する研究でした。新しい環境で限られた期間内に結果を出すためにがむしゃらに努力したことは良い思い出です。外から日本を見たことで、日本のものづくりに貢献したいという気持ちが強くなりました。

在学時代に学んで役に立ったこと

自動車を設計・製作する活動(学生フォーミュラ活動)は楽しく、また有意義でした。車両の設計・製作は大学の講義で学んだ知識を実践する場となり、実際に活動の中で深めた知識は今でも私の財産となっています。また、プロジェクトリーダーを担当した2、3年目には、スポンサーへの報告やチーム運営に携わり、クルマづくりは技術者だけでは成り立たないことを学びました。

入社後に岡山大学の科目で役に立ったもの

どの科目で学んだ内容も、新しい仕事に取り組む上での引き出しになっていると思いますが、その中でも材料力学、流体力学、統計学、制御、機械設計学は現在の業務で役に立っています。また、海外の企業研修前に受講したTOEFL対策講座では、英語を話す・書く力が身に付き、有益な経験でした。

高校生・岡山大学の学生へのアドバイス

大学は自由な時間が豊富にあって、一口に大学生活といっても十人十色です。自由な時間にだらだらと過ごすこともできますが、個人的には大学生という身分を活かして、大学や先生や地域社会でのつながりを存分に利用することをオススメします。勉強でも遊びでも何でも、年長者や経験豊富な人を巻き込むと面白いです。学生フォーミュラや長期企業研修は今振り返っても良い経験だったと思います。


板野 光司
トヨタ自動車株式会社勤務