09生体計測工学研究室 2012年3月卒業 横谷 逸

業務内容株式会社デンソー勤務 / ダイカスト生産技術研究、社内生産設備の開発

卒業研究室生体計測工学研究室

卒業年度2012年3月卒業

在学中のエピソード

学部3年までは、講義に部活にバイトを、研究室配属後は研究と遊びを半々(両立?)という感じでした。修士1年の時に留学のチャンスが訪れ、1人でアメリカへ行かせていただき、多国籍な環境の中で自分の世界観を広げることができました。英語は苦手意識もありましたが、話せるようになると、大抵の国の人と話せるようになるので、今でも公私問わず重宝しています。

在学時代に学んで役に立ったこと

実験や工作実習といった、教科書で学ぶだけでなく、実際に手を動かして学ぶ科目が印象的でした。機械を自分で動かして、講義の課題を製作したり、研究に使う装置を自分で作ることで、加工の難しさや精度の限界を学ぶことができました。また、これらの経験を通 してモノづくりの楽しさを学んだことで、エンジニアという職業に就くやりがいを見つけられたと思っています。

入社後に岡山大学の科目で役に立ったもの

講義で学んだ専門科目が全てのベースになっています。企業に入って最先端の研究や開発をするにあたって、複雑な現象をモデル化する力が必要となり、随所で基礎論理式を用いた現象の説明が求められます。定量的に技術の説明ができることで、他者からの理解を得ることができることはもちろん、自分の考えの整理に役立っていると感じています。

高校生・岡山大学の学生へのアドバイス

大学では、義務教育と違いあらゆる選択を迫られる場面が増えます。自分が将来どうなっていたいかを早いうちに考えて、そこに向かった選択が できると充実した大学生活、社会人生活が送れると思います。学びも遊びもバランスを取って、学生生活を楽しんでください。


横谷 逸
株式会社デンソー勤務